以下、オックスフォード大学の「Our World in Data/Mental Health」に掲載されていた記事を一部抜粋和訳したものです。
メンタルヘルス
本記事は、Institute for Health Metrics and Evaluation の報告をもと、精神疾患の有病率と、関連する疾病の推定値を紹介するものです。
2017年には7億9,200万人が精神疾患を患っていました。世界の10人に1人以上(10.7%)です。
精神疾患と依存症の人口割合
世界的にみて、精神障害および依存症が、ありふれた疾病であることがわかります。約7人に1人(15%)が1つ以上の精神障害または依存症を患っています。
精神疾患と依存症の内訳
2017年、世界では9億7000万人が精神疾患または依存症を抱えていると推定されています。最大で、人口の約4%にあたる人々が不安障害を患っています。
世界各国の精神疾患の有病率 性別割合
精神疾患の有病率を男性と女性で比較しています。 平均して、うつ病、不安、摂食障害、双極性障害は女性に多く見られます。 統合失調症の有病率の性差は国を越えて混在していますが、通常男性ではより一般的です。 アルコールや薬物の使用障害は男性でより一般的です。