一般社団法人化学物質過敏症・対策情報センター

推定患者数1000万人。化学物質過敏症と共生できる社会は、誰もが安心して暮らせる社会。

酵素

酵素の働き

酵素の働き 酵素は、生命活動に欠かせない物質です。 ・食物の消化・分解・吸収 ・呼吸 ・運動 ・思考 ・自然治癒力 をも左右します。 生命活動に必要な化学反応は、酵素の仲立ちがあって、はじめて成り立ちます。 私たちは、酵素がなければ生きてはいけませ…

腸内細菌の役割

腸内細菌は、酵素やビタミンを生成し、外来性病原体から体を守ってくれていますが、抗生物質を投与すると、腸内細菌のバランスが崩れ、病原性のある細菌が異常増殖してしまう場合があります。腸に穴があくと、本来は無菌状態の組織へ腸内細菌が流出してしま…

酵素(enzyme)とは

以下、福岡大学「酵素の化学」 からの引用です。 酵素(enzyme)とは 生体内のほとんどの化学変化は酵素(enzyme)というタンパク質によって触媒される。酵素と結びつき変化を受ける物質を基質(substrate)という。基質は酵素分子の表面の特定の部位(活性部位,…

薬の代謝 その4 薬物代謝と薬の効き方

以下、「薬物代謝の化学反応 シトクロムP450反応を中心として」 からの引用です。 薬物代謝と薬の効き方 薬物代謝は薬の効き方に大きくかかわっている。経口投与の場合、薬は胃や腸で吸収され、血流に乗ることにより、必要な場所に運ばれる。つまり、血中濃…

薬の代謝 その3 薬物代謝に関わる酵素

以下、「薬物代謝の化学反応 シトクロムP450反応を中心として」 からの引用です。 薬物代謝に関わる酵素 薬物代謝を司る酵素は主に肝臓に存在する。肝臓は薬物代謝のみならず、ありとあらゆる代謝にかかわっており、日夜さまざまな酵素がさまざまな化学反応…

薬の代謝 その2

以下、MSDプロフェッショナル 薬の代謝 からの引用です。 薬物代謝とは肝臓は薬物代謝の主要部位である。代謝は一般的に薬物を不活化するが、一部の薬物代謝物は薬理学的に活性があり、ときに活性は元の化合物より強いことさえある。活性代謝物を有する不活…

薬の代謝

以下、MSD家庭の医学 薬の代謝からの引用です。薬の代謝薬の代謝とは、体内で起こる薬の化学変化のことをいいます。 一部の薬は生体の作用によって化学的に変化します(代謝)。代謝の結果生じる物質(代謝物)には活性がないか、またはその活性や毒性が元の…

酵素もビタミンも腸内細菌が作っている!

酵素とは 体の中では、さまざまな化学反応が起こっています。それぞれの反応を引き起こすために、触媒として必須のたんぱく質が、酵素です。ヒトを含む生物が、摂取した食べ物を消化・吸収・代謝したり、体の中で起こるほとんどの化学反応には、酵素がなくて…