一般社団法人化学物質過敏症・対策情報センター

推定患者数1000万人。化学物質過敏症と共生できる社会は、誰もが安心して暮らせる社会。

腸内細菌の役割

腸内細菌は、酵素やビタミンを生成し、外来性病原体から体を守ってくれていますが、抗生物質を投与すると、腸内細菌のバランスが崩れ、病原性のある細菌が異常増殖してしまう場合があります。腸に穴があくと、本来は無菌状態の組織へ腸内細菌が流出してしま…

抗生物質・耐性菌・感染症

家畜への抗生物質投与 家畜を育てるとき、抗生物質が投与されます。抗生物質を使用する目的は2つです。1 家畜を早く太らせること 2 病気が拡がりやすい、過密で不衛生な条件下で飼育しても健康を保つこと家畜は、栄養剤を与えるよりも、抗生物質を与えるほう…

化学物質過敏症とは アリゾナ先端医療センター2013年

以下、Arizona Center for Advanced Medicine Multiple Chemical Sensitivity (MCS) - 2013 の翻訳です。 翻訳文責:一社)化学物質過敏症・対策情報センター代表理事 上岡みやえ 化学物質過敏症(MCS) 化学物質過敏症(MCS)は気のせい? 化学物質過敏症 …

精神疾患と依存症の有病率

以下、オックスフォード大学の「Our World in Data/Mental Health」に掲載されていた記事を一部抜粋和訳したものです。 メンタルヘルス 本記事は、Institute for Health Metrics and Evaluation の報告をもと、精神疾患の有病率と、関連する疾病の推定値を…

SDGsと化学物質過敏症

画像引用:国際連合広報センター SDGs(持続可能な開発目標)とは 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現…

チェルノブイリの長い影

チェルノブイリの長い影『チェルノブイリの長い影(要約版)』(2006年)は、1986年4月におきたチェルノブイリ原発事故の当時国ウクライナの政府が、放射能汚染がもたらした健康被害と、その対策についてまとめた報告書です。 『チェルノブイリの長い影(要…

洗浄剤等の販売量(トン)2003年と2018年の比較

環境省は、生活排水が、河川や湖沼、海の水を汚していると警鐘を鳴らしています。生活排水の7割を占めているのは「台所」「風呂」「洗濯」からの排水です。日本石鹸洗剤工業会 (JSDA)の発表資料をもとに2003年と2018年の洗浄剤などの販売量を重量ベースで比…

持続可能な農業 種子法・種苗法 土を守るには 在来種を守るには

持続可能な農業 種子法・種苗法 土を守るには 在来種を守るには

化学物質過敏症 発症年齢と発症時期 ツイッターアンケート

2019年11月10日から17日にかけて、化学物質過敏症を発症した年齢と時期についてツイッター上でアンケートを呼びかけました。アンケートにご協力くださった皆様、ありがとうございます。本稿では、アンケート結果を踏まえつつ、化学物質過敏症をとりまく環境…

SDGs 化学物質過敏症の救済につながるターゲット

画像引用:国際連合広報センター 国連が採択し、世界各国が取り組んでいるSDGsのターゲットのうち、化学物質過敏症の救済につながるものをご紹介します。 SDGs(持続可能な開発目標)とは 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択さ…