一般社団法人化学物質過敏症・対策情報センター

推定患者数1000万人。化学物質過敏症と共生できる社会は、誰もが安心して暮らせる社会。

化学合成された薬やビタミン剤にひそむリスク

 

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オーストラリアの「The Conversation」は、一般人にはわかりにくい学究的な報告を、分かりやすく伝えてくれるネットメディアです。

「New vitamin supplement study finds they may do more harm than good」

ビタミン剤は、メリットよりもデメリットのほうが大きいかもしれないという最新研究にha,

コレステロール値を下げる薬やビタミン剤の副作用について書かれています。

 

タチンの副作用

スタチンの副作用:

スタチンを服用して血中コレステロールを下げると、ビタミンB3(ナイアシン)の放出が遅くなり、早期死亡の危険性が10%増加する

早期死亡の危険性が増したかどうかは、大規模な追跡調査をしなくてはわかりません。


自分が、早期死亡の危険性が増さなかった90%に属するのか、危険性が増した10%に属するのかは、服薬している期間中にはわかりません。

担当医が教えてくれるのは、血中のコレステロール値が下がったかどうかだけです。

 


タチンの話が示唆すること

スタチンの話が示唆するのは、投薬によって一つの数値が改善したとしても、 検査していない他の数値が悪化しているかもしれないし、 早期死亡の危険性が増したかもしれないなど、投薬には思わぬリスクがひそんでいることです。

化学物質過敏症のひとは化学物質に「過敏」なわけですから、薬という化学物質を摂取することによって、何等かのデメリットを被るハイリスクグループに属すると考えるほうが、賢明ではないでしょうか。

theconversation.com

 

酸の副作用

葉酸の副作用:

葉酸を服用すると、前立腺ガンになるリスクが高まる可能性がある。

葉酸を服用することによって脳卒中が防げたことは、1万人調査した中で1人確認できている。

 

ビタミン剤には化学合成されたものも多く、錠剤化するために添加物が使われる場合がほとんどです。

服用する前に、説明書をよく読み、副作用報告、有効成分の作られ方、添加物の成分について、調べたほうがよさそうです。