一般社団法人化学物質過敏症・対策情報センター

推定患者数1000万人。化学物質過敏症と共生できる社会は、誰もが安心して暮らせる社会。

香害に苦しむ子どもたち それぞれの物語

A太くんの物語

ママもパパも 担任の先生も 校長先生も 医師も 化学物質過敏症や香害について知らなかった場合

 

A太くんは元気いっぱいの男の子。友達と一緒に走り回るのが大好き、学校も大好きでした。

 

元気いっぱいだったA太くんですが、少しずつ、頭痛やめまいに悩まされることが増えていきました。

 

A太くんママは、香料製品が大好き、家中でたくさんの香料製品を使っていました。担任の先生は、コロナ禍以降、あちこちをアルコール消毒することが日課になっていました。
A太くんの体調不良は、お医者様に「うつ」と診断され、A太くんには抗うつ薬が処方されました。早く元気になりたいA太くんは、毎日薬を飲み続けました。

 

どうしてこうなってしまったのでしょうか?それは誰にもわかりません。

 

 

B子ちゃんの物語

B子ちゃんのママは、香害や化学物質過敏症を知っていたけど、学校や周囲の協力を得られなかった場合

 

 

学校に配慮をお願いするB子ちゃんママ

学校は・・・

・前例がない
・気のせいでは?
・診断書とってきて
・他の保護者に、柔軟剤使うななんて言えませんよ

 

B子ちゃんは、ママのおかげで、家の中では元気に過ごせています。でも、大好きだった学校には通えなくなり、進学も就職もできませんでした。

 

 

C斗くんの物語
C斗くんが住んでいる市では、文部科学省/消費者庁からの通達を理解した教育委員会が、学校の健康診断問診票などを通して、化学物質過敏症や香害について、定期的に周知してくれていました。

そのおかげで、C斗くんは「香りによって体調不良になる」と自己申告できました。

 

C斗くんの体調について学校に相談。学校は、化学物質過敏症や香料過敏症を診てくれる病院がないことを理解しており、「診断書を出せ」という無理な要求はせず、C斗くんを守る努力をすると言ってくれました。

 

学校から情報提供されていたため、他の保護者や児童も、香りに気をつけることの意味を理解しており、C斗くんに協力的でした。

 

学校に通い続けることができたC斗くんは、パティシエになる夢をかなえて、頑張っています。両親にも、学校にも、友達にも、友達のパパやママたちにも感謝しています。